退職したら「旅行」、「外食」、「趣味」を楽しんで優秀次的なセカンドライフを満喫。
そう考えている人。
今普通に労働して、貯金して、年金をあてにしている人は数十年後の日本では、このような優雅な老後は満喫できません。
退職後は「公衆トイレ掃除」、「警備員」、「空き缶拾い」を体が動く限り働き続ける惨めな老後が口を開いて待っています。
理由は、日本は衰退するからです。
国が衰退するという事は、増税、各種手当、控除の廃止、削減、年金の減少など、取られるものは増え、貰えるものは減る、国民も国の道連れになるという事です。
実際、増税は過去に無いペースで進み、手当(こども手当の一部廃止)、控除(基礎控除の一部廃止、住宅ローン控除の見直し)の縮小、廃止なども進み、国民が稼げないように制度は「改悪」され続けています。
年収1000万の手取りは、10年、20年前と比べて70万近く減ってしまいました。
日本は2010年を境に衰退期に入りました。日本はこの10年でも大きく衰退しましたが、今後何十年と衰退は続きます。
今後、国民への負担はますます増えるでしょう。
残念ながら日本には「米国」や「中国」のように明るい未来は待ってはいないので、自分で対策するしかありません。
人口
人口減少は日本が衰退する原因の第1位です。
40年後の世界、米国、日本の人口です。世界や米国は人口が増え続けていきますが、日本だけは減少していく状態です。
世界:78億人(20年)→100億(60年)【1.28倍】
米国:3億3千万人(20年)→3億9千万人(60年)【1.18倍】
日本:1億2400万(2020年)→8,674万人(2060年)【0.8倍】
この2010年から2020年の10年間でも約500万人の日本人が減りました。今後はさらに人口の減少のペースは速くなります。
高齢化率
30%(2020年)→40%(2060年)
40年後には65歳以上の高齢者は人口の約半分近くになります。労働人口が圧倒的に不足しています。これでは年金も若者だけで賄えるはずもありません。貰える年金はお小遣い程度でしょう。
GDP(国民総生産)
3位(2020年)→7~8位(2060年)
人口、労働人口が共に減る40年後、現在と同じ国力を維持することは不可能です。
2010年に中国に抜かされて、日本は世界3位に転じましたが、今後、インド、ブラジルなどの新興国にどんどんと抜かされていき40年後には世界7~8位に転落すると予想されています。
世界情勢
今後さらに国力を伸ばした「アメリカ」、「中国」の2強時代になり、両国の覇権争いはさらに激しくなると予想されます。
また、新興国も技術発展をし、日本製品(特に家電)はますます売れなくなり、海外からの稼ぎはさらに減るでしょう。ここ10年でも、スマホ、テレビ、掃除機など日本製は多くが姿を消しました。
衰退する日本で普通に仕事して給料を貰い貯金をして年金を貰う。それでは老後絶対に豊かになれません。いくら個人が頑張っても日本という地盤自体が沈んでいくからです。
しかし、解決策があります。
解決策は積立NISAで今後も成長する「米国」や「世界」に投資し、その成長のおこぼれを貰うことです。
積立NISAのしくみ
積立NISA枠(年40万円まで)で投資して稼いだ利益は最長20年間分は課税されません。
積立NISAでは「投資信託」という、「小さな株の塊」のようなものを定期買い付けします。
投資信託は「三菱UFJ国際投信」のような会社(ファンド)にいるプロが、私たちの利益が出るように運用してくれる素晴らしい商品です。
年40万円の非課税枠は20年毎年貰えるので、合計800万円の非課税枠で資産運用できます。
非課税枠というのは、政府から国民に与えられた権利です。権利は行使しましょう。
さらに、私たちが損をしないよう金融庁が積立NISAで購入できる商品(投資信託)を厳選しています。
つまり積立NISAで購入できる投資信託は政府の厳しい審査をクリアした安全な資産という事になります。
「数十年後は年金だけで面倒は見れないから、成長する米国や世界から利益を貰って、自力で何とかしてね!」という政府からのメッセージとも受け取れます。
数十年後に貧困者だらけになっては政府も困るわけです。
そして、日本はまだギリギリ先進国です。「米国株」や「全世界株」を買うお金を作れるということです。
もし日本が後進国なら、「米国株」や「全世界株」は高すぎて手も足も出せなかったでしょう。
では、どの銘柄を積立NISAで積み立てればいいのか解説します。
積立すべき銘柄
その1、米国
米国のS&P500という株価指数は過去20年のリターン250%、つまり20年で2.5倍になりました。「チャート」を長い目で見ればずっと右肩上がりに成長してきたことが分かります。
米国には今後も伸びると予想される以下の理由があります。
・先進国で唯一成長し続ける国
・人口の増加による経済発展が期待できる
・Google、Amazon、Facebook、apple、Microsoft(GAFA)のような一流企業を多く抱えている
・新しい産業が起きやすい
米国に積立NISAで投資するには、「eMAXISSlim(イーマクシススリム)S&P500」、または「楽天VTI」を積立NISA口座から買い付け設定するだけです。
S&P500の利回りを計算しました。毎月33333円を年利10%(30年間の平均リターン)で20年積み立てると約2500万円になります。
その2、全世界
過去20年の全世界株式のリターンは200%、つまり800万が20年後に1600万になる計算です。チャートも長期で見ると右肩上がりです。
ちなみに全世界株式の6割は米国株です。つまり、米国を含めて世界中の国に投資できます。
全世界株式をオススメする理由です。
・人口増加による安定的な発展が望める
・世界中の国や地域に分散投資しているため、長期的な運用リスクが少ない。
・新興国の成長を取り込める
全世界に「積立NISA」で投資するには、「eMAXISSlim(イーマクシススリム)全世界株式」、または「楽天VT」という投資信託を積立NISA口座で定期買い付け設定するだけです。
毎月「33333円」を20年積立た場合の全世界株の期待リターンです。20年で資産は1700万円になります。
つまり、毎月3,3333円の定期積立で老後2000万問題はほぼ解決可能ということです。
ちなみに私の「積立NISA」の成績ですも公開します。「米国」も「全世界」も順調に育っています。
投資信託は20年後も続く
この「投資信託」は一気に使うわけではなく、徐々に切り崩していきます。
2000万円を1年で4%に当たる80万円を切り崩すと、投資信託が1920万円残ります。
しかし、1920万にも少なく見積もっても5~7%の金利が付くので、2035万円になります。
次の年も4%(81万円)を切り崩すと1954万円になります。
つまり、4%切り崩し続けると、年利1~2%で増えていきます。
これを4%ルールといいます。
65歳から20年続けると、85歳で手元に約3千万円残ります。
つまり、切り崩しながらも元本は増えていくという素晴らしい制度です。
利息に利息が付く複利計算のため、このような増え方になります。
※注意が必要なのは、これは永遠では無く、S&P500なら米国経済、オールカントリーなら世界経済が成長し続けることが前提になります。
(今の私たちが生きているうちは、米国、全世界共に成長は続くとされています)
積立NISAの注意点
下落したときに、買い付けを辞める、売るという愚行は絶対にやめましょう。
暴落時には数日で資産は最大40%減にもなります。
メンタルが無いと、コツコツ貯めてきた資産の減少に耐えられず売ってしまします。
これは「狼狽売り」と言われる、負けの王道パターンの一つで、コロナショックでも多発しました。
その結果、2020年は右肩上がりの超イージーな相場にも関わらず、個人投資家の半分近くが負けたという散々な結果に終わりました。
ここで注意が必要なのは、毎年12.5%増えるわけではなく、大きくプラスになったり、マイナスになったりを繰り返して、20年の平均で12.5%になります。
最後に
「今の生活が精一杯で毎月33333円なんて積立できない!」「そもそも収入が無い」という方もいるかと思います。
安心してください。
そういう方は「ネットせどり」のような副業と短期投資で、給料や残業代、バイトの時給より効率よく資金を作るべきです。
そういう私も「ネットせどり」で給料の無い大学在学中に老後資産を作ってしましました。
正直に言うと大学の講義中にスマホやPCを開いてやっていました。笑
私がネットせどりをオススメする理由は、元手がほとんど不要で、やり方を見れば誰でもスマホ一つで簡単にできるからです。
最新のネットせどりや、私の仕入れた商品は以下のページで全て包み隠さず紹介しています。
また、せどり収入を短期投資で増やす方法も紹介しています。
長くなりましたが、心を込めて重要な事は詰め込んだつもりです。
最後まで読んでいる方、周りの皆より頑張っている、将来を考えている証拠だと私は思います。本当に尊敬します。
ほとんどの人は政府が積立NISAという非課税枠まで用意してくれているのに行動すらしません。やっているのは300万人ほど、つまり40人に1人です。
そんな「向上心のある方の将来の幸せに少しでも役立ちたい」と言うのが私の気持ちです。
後は「証券口座を開設し、積立設定をする」、「副業で種銭を作る」、「短期投資で軍資金を増やす」実践あるのみです。
衰退国日本では、幸福や安心は他人や政府からは与えては貰えません。
つまり行動し、自分の手で勝ち取るしかないのです。
こうしている間にも米国株、世界株はどんどん成長し値上がりしていきます。
とにかく後回しにせず、すぐに証券口座を申し込み、今すぐ幸福を勝ち取る準備を始めましょう。