「ビタミンE」と「ビタミンC」には酸化による老化予防に効果があります。
どのくらいの量を摂取し、どのくらいの予防効果が期待できるのか。
最新の研究成果を元に効果とコストパフォーマンスを考えていきます。
結論は、酸化による老化対策には最優先で一日15mgの「ビタミンE」と100mgの「ビタミンC」を毎日摂取することを強くオススメします。
老化予防効果
現代科学では、日常的に適切な量の「ビタミンE」、「ビタミンC」を摂取することで、酸化による老化をある程度防ぐことができるとされています。
身体は、「活性酸素」や「フリーラジカル」など多くの原因で酸化され、遺伝子が損傷を受けることで、老化していきます。
遺伝子の損傷は老化の原因ワースト1位とも言われています。
フリーラジカルは、私たちの体が私たちが食べ、食物をエネルギーに変換するときに作られます。また、タバコの煙、大気汚染、太陽からの紫外線などの環境中の「フリーラジカル」にさらされています。
生きている以上避けることはできません。
遺伝子が酸化され損傷を受ける→健康な身体が作れなくなる→老化
これが長年蓄積し、体はどんどんと老化します。
「ビタミンE」は抗酸化剤です。体内で酸化を防ぎます。
但し、「ビタミンE」自体が体の代わりに酸化され、「ビタミンE」は壊れてしまいます。
「ビタミンC」は壊れた「ビタミンE」を復活させます。
この2つのビタミンを摂取し、日常的に体内に「ビタミンE」と「ビタミンC」に満たされた状態にすると、常に体を酸化から守り、老化を防ぎます。
ビタミンはすぐ体外に排出されるので、最大限老化を防ぎたいなら毎日摂取する必要があります。
これを何年、何十年と続けて、酸化を防いでいる人と、ノーガードで年中酸化され続けている人では、体や見た目の若さに決定的な差が出ます。
どのくらいの効果が期待できるか
このような科学的根拠があるため、これを知っている多くの科学者や生物学者は長年ビタミンによる老化対策をおこなっています。
実際、会うと年齢の割に見た目が若い人はかなり多いです。
一日に必要な「ビタミンE」は15mg、「ビタミンC」100mg
最大限「ビタミンE」「ビタミンC」の効果を得るにはどのくらい摂取するといいのか調べました。
アメリカ国立衛生研究所によると、ビタミンE大人は15mgを基準に摂取することが推奨されています。
ちなみに、一般的な食事から摂取できるビタミンEは6mg程度とされていることから、日常的なビタミンE摂取量は推奨量より9mgほど少ないことが分かりました。
多くの人は、そもそもビタミンEが不足しています。
よって足りない分(9mg)はサプリメントで補いましょう。
オススメの摂取方法
さて、今回の本命ビタミンEによる老化予防効果を最大限得るために、残り9mgを何で摂取するかです。
ビタミンEの中でもっとも活性の高いのが、d-α-トコフェロールというビタミンになりますので、これを摂取する前提で探しました。
結論として一番のオススメは
DHC マルチビタミン 徳用90日分
という結果になりました。
「ビタミンE」の内容量は10.0mgでちょうど足りない分を補えます。
さらに「ビタミンC」の内容量はちょうど100mgと必要量を摂取できます。
(喫煙者は+35mg摂取量を増やすことが推奨されています。喫煙にり生じるフリーラジカルから損傷受け、その修復のために必要なビタミンCの量が増えるためです。)
ちなみにビタミンCは加熱で分解してしまうため、日常の食事ではあまり摂取できていません。
一日たった10.6円で効果的に抗老化ケアができます。
それをこの値段で提供しているのは完全に企業努力の結晶と言えます。
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※ドラッグストアなどで売られている通常版は30日分ですが、これは割高なので90日分をまとめ買いしてしまうのがいいでしょう。
多くのサプリメントはビタミンEの過剰摂取(健康リスク大)
はじめ、マルチサプリより多くのビタミンEが含まれているビタミンE専用のサプリメントが効果的だと思い調べました。
結果は逆効果で、アメリカ国立衛生研究所の研究データによると、大人の摂取量の上限は1000mgでした。
最近の研究では、高用量のビタミンEは、出血性脳卒中のリスクを高める可能性があることが分かっています。
また、摂取上限以下でも有害な可能性も指摘されており、数年間180mg程度のビタミンEを摂取していても前立腺がんのリスクが高まるという研究もあります。
ちなみにビタミンE専用サプリメントです。
大人の推奨量15mgを余裕で20倍近く上回っています。また、前立腺がんのリスクの高まる180mgも上回っているので、専用サプリは不要と考えます。